バイオリンの構造は、
1.音をつくる部分
2.つくった音を増幅して響かせる部分
3.それ以外
の3つ分けることができます。
ここでは、音をつくる部分についてみていきましょう。
音をつくる部分
このページにお越しになるぐらいですから、バイオリンは「弓で弦をこすって音を出す楽器」というのはなんとなく知っていると思います。
実は、弦をこするにあたって、弓の毛のところに、「松やに」というベタベタするものをつけてます。
弓、弦、プラス松やに。この3セットが音を直接つくる部分といえます。
松やには、松のベタベタを固めたものです。
ピッチャーがボール投げるときに握るやつにも含まれているやつですね。
松やにをつけた弓は、「そりゃ弦も振動するわ」って納得のベタベタ具合になります。
誰が弓をベタベタにするのかって?
アナタですよ。ア・ナ・タ(‥ºั⌔ºั‥ )

弓の毛にまんべんなくすりつけます
弓で弦をこするとき、弦の張り具合が音の高さになります。
もともとの張り具合を調節するのが、ペグとアジャスターです。
アジャスターは、ふつうは一番ほそい弦にだけついていますが、
4本ともについていることもあります。
4本とも細かく調節できるならそれにこしたことはないので、
初心者の方は全部につけちゃいましょう。
そこから、指で弦を抑えて、張り具合を変えることで、メロディを演奏するわけです。
4本の弦はそれぞれ太さが異なり、張ったときに、音の高さがかわってきます。
カスタマイズは音をつくる部分から
今後、バイオリンにハマって、中級者になるにつれ、
「バイオリンをもっと良いものに買い替えようかな…」と思うときがくるでしょう。
その買い替えの段階では、まずは「音をつくる部分」の見直しをしましょう。
そりゃバイオリン自体を買い替えたら音は変わりますけれども、
音をつくる部分にこだわるだけでもだいぶ違います。当然っちゃ当然ですけどね。
特に、「松脂」と「弦」は、各メーカーのブランドによって、
方向性というか、どんな音に向いているかが異なります。
なので、自分の出してみたい音をイメージして、
それに合いそうなものを試してみるといいと思います。
このブログでも、いろんな松脂や弦の性質についてレビューしていきますので
参考にしてくださいね。
いろいろあってどれが良いかわからない方は、
まずは、松脂を「ギヨーム」というものにしてみてください。
これだけでもめちゃくちゃ音が良くなります⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
また、本体と弓はセットと思われがちですが、
「弓」だけを買い替えても音ってけっこう変わります。
本体を買い替えるのは一番最後になりますね。
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