このページでは、
簡易防音室Lightroom(ライトルーム)LL 無印を実際に組み立てた感想をレビューします。
商品紹介ページには「2人以上で組み立てて」と書いてありましたが、
無謀にも私は1人でやっちゃいました。
心が折れそうになりつつ、休憩はさみつつ、なんだかんだ土日つかっちゃいましたね。疲れた…
事前確認
公式ホームページから、搬入の寸法を確認。
梱包された状態で W155×D20×H190(cm)、34kgあります。
事前にエレベーターとか通路を通るか確認したほうがよいです。
私の場合、エレベーターの中で手を広げたりのばしたり、その手の長さを和室の畳とおよそ比べて、まぁいけるだろうと判断。ズボラ。
ちなみに和室の畳の幅が180.横が90くらいです。
ギリギリだと思ったらちゃんとメジャーで測定しましょう。
組み立て
パネル(4つ)は、厚みのある吸音材に、天井板と芯が一本入っています。
一枚がそこそこ重いです。
片方に芯が入っていて、もう片方が何もないので、もつとくにゃっとします。
うまくたとえられませんが、
冬用の掛布団と敷布団を圧縮袋でギューッと縮めたようなイメージ?
体育館のマットが少し薄くなった感じ?
それくらいの重量感で、コシのあるやわらかさ。
このパネルをチャックでつなぎあわせていくわけですね。
まず、うら面を上にしてパネルを並べ、チャックでつなぎます。
その上に、おもてを上にパネルをふたつのせて、やはりチャックでつなぎます。
で、建てる。
この建てる手順がやっかいで、真ん中の芯だけを持って建てようとしても、
フニャッといくので、カタチが崩れてしまいます。
くにゃると、チャックが勝手にひらいていってしまうんです。起こす前にパネルが分解してしまう。
これでは起こせない…!それでなくても重いのに…!
…いやはや、
「2人以上で組み立ててね」と紹介ページで書かれているのは、
単にデカくて作業が大変、という意味じゃなかったとです。
ひとりの手足で、ぜんぶの芯を起こすの、ムリ・゚・(。✖д✖。)・゚・
物理的に、ムリ。
パネル幅があるもん。両端の芯に腕がとどかんもん。
それでもね、人間なせばなるもの。なんとかしました。
要は芯を全部もって起こせられれば良いんですから。
物干し竿ですべての芯を支えながら「そぉい!」と強引に起こしました。
このやりかたは、注意しないともの干し竿で壁をキズつける危険があるので、
オススメしません。しかも腰に来る
起こした後も、そーっと展開しないと、ひとりでに分解したり倒れたりします。
何回も失敗しました…
まるで、ギネス挑戦するドミノ並べのTV番組のような気分だった。
屋根をチャックで絞める作業も、適度な角度をキープしながらする必要があり、
やっぱり誰かに押さえてもらわないとしんどいです。
絶対に2人以上でやるべき。
謳い文句に「チャックだから簡単に組み立てられる!」とありましたが、
イコール1人でもラクチンというわけではないです。決して。
逆に言えば、確かに2人以上なら、他の簡易防音室よりも手順がラクかもしれません。
「つないで、つないで、つないで、つないで、そぉぉい!」で完成しますから。
苦労して組み立てたあとは(完全に自業自得)、レビュー編へと進みます。