気を付けよう!バイオリンの事故事例3つ

バイオリンが上達するにつれて、いろんなイベントやサークル活動に繰り出せるようになったころ。

一番楽しくなってくる時期ですね。

でも、バイオリンを持ち歩く機会が増えた分、思わぬトラブルに出会う確率も多くなるわけです。

 

バイオリンに限らずそうですが、体の一部のようになじんだものをぶつけたり、キズがついたりしたときって、

自分も頭を殴られたような衝撃を感じません?

「がつーん」って(;´༎ຶД༎ຶ`)。

私だけですかね?人間って不思議ですよね。

 

今回は、よくあるバイオリンの事故事例をご紹介します。

ぜひともこうした事故をおこさないよう心がけて、みなさんの大事な楽器を守ってくださいね。

 

演奏時ぶつけちゃう

日本って土地が狭いですからー、演奏中にぶつける事故も多いと思います。

特に弓。

ライブ喫茶とか身内の居酒屋なんかは特にそうですね。

私が過去にぶつけたことがあるのは、

マイク・ピアノ・壁。

うん、イベント主催者さん本当にごめんなさい

 

ぶつける事故を防ぐため、リハーサル時に弓をもって、確認したほうがよいです。恥ずかしがらずに!

リハーサルと本番ではテンションが違います。ので、「本番時はもっと動いちゃうかも」と思ったほうがよいですね。

実際の演奏も想定して、

・「曲の一番の盛り上がりどころ」

・「G線のダウン/E線のアップで、弓をめいっぱい動かすところ」

・「曲の終わり」

のときの動きをリハで確認できるとベターです。

 

うっかり踏んじゃう

これも居酒屋とか、大人数のアンサンブルで多いです。

たくさん椅子や楽器をおいているところで、

椅子の上に楽器が置いてあって服やケースが乱雑に置かれていると、

案外死角になって気づかないんですよね。

そこでうっかり楽器の上に座っちゃったりすることも。

あとは居酒屋では特に暗いし、お酒が入っていることもありますからね。

なおさら危ないですね。

 

もうこれは習慣づけるしかないんですが、

目を離すときは必ずケースに戻すことです。

いちいち肩あてをはずすのは面倒なんですが、安全第一です。

また、会場入りして楽器置き場を確保する段階で、

人が通らない一番奥に置いておくことです。

 

炎天下の車の中に放置しちゃう

これは初心者にありがちな落とし穴なんですが、

バイオリンを真夏の車の中に放置すると、熱中症になります。

どうなるかというと、バイオリンの表面のニスの部分が変質して、ブツブツになります。

それはもうおぞましい姿になりますよ(°ω°)。ついでに松脂も変形します。

よく、小さいお子さんやペットを車の中に放置して、悲惨な事故につながったニュースを見かけますが、

バイオリンも同じ悲劇が起きるということ、忘れないでください。

ちょっとした用事でも、バイオリンは車から出して一緒に持ち運ぶこと。

気を付けましょう。